謎解き　子猫のキャンディ

子猫のキャンディ

「不思議な冒険とドラゴンとの約束」編より第1話から

どこからかやって来た子猫の「キャンディ」

12月24日クリスマスイブの夜

恋人にふられたその日、キャンディはやって来た。

朝から雪がちらつくイブに迷い込んだ子猫は

何故か、首輪に消えかかった「CANDY」の文字

マジックインクで書かれてあった。

震えているので、仕方なくあったかい風呂に入れ洗ってやる

風呂から上がりストーブの前で乾化していると

キャンディの首輪（皮で出来ていて、あまりにも不似合？）

首輪は大きすぎて今にも首から抜けそう

猫の特徴は全体が黒だが尻尾の付け根が白い

この猫は人なつっこくない

さびしく、やせているがどこか凛としている

もっと甘えろよ！と思った

わたしは飼う気がないのになぜか興味が

首輪から

首輪の書いてあった「Candy」つまり「キャンディ」と名前を決めた

頑固にも何も食べていないようだ

帰りコンビニによって猫缶を買ってきた

ようやく飯にありついたのか、元気に食べたキャンディ

これからどうするのか？保健所？

そんな時首輪についたボンボリのようなもの、気になると、中から

マジックで書かれた紙切れが

小さな札のようなものと、1枚の紙きれメモ

駅の荷物預かり札と謎のメモが

荷物を受け取る

手荷物はA4サイズの封筒

中には10枚のプリントが出てきた

謎解きの冒険がはじまる