【龍馬検定】没後１５０年　今蘇る！『坂本龍馬の生きざま』

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【坂本龍馬】

『坂本龍馬』は生きているときより、亡くなってからの方が

有名になりました。

それは、竜馬を主人公にした小説や映画・テレビで描かれたため

多くの人に知られるようになったからだと思われます。

武士の子どもとして生まれ、政治を変えようとして奔走する傍ら

貿易会社「亀山社中」を作った『坂本龍馬』とは、一体どんな人物

だったのでしょうか？

ここでは、竜馬を取り巻く人物について述べたいと思います。

◆竜馬をとりまく人物

【坂本八平】

父である八平は、弓・槍ともに免許皆伝の腕前。

書・歌など学問にも優れ文武両道に長けていただけでなく、

「城下公方」と呼ばれるほどに経営の手腕も素晴らしかった。

父として、竜馬が剣術修行に江戸へ向かう時、「修行中心得大意」

という三ヶ条を書いて渡し、竜馬はこれを「守」と書いた紙に包み

お守りとして生涯大事にした。

【坂本乙女】

姉である乙女は、男勝りで、武芸・文芸に長けているだけでなく、

浄瑠璃・琵琶歌など多くの才能ある女性であった。

母が亡くなってからは、竜馬にとって母親代わりとして、学問や武術

等を教え育てたと言われている。

【武市瑞山】

通称「武市半平太」と言われ、一流の剣の腕前と教養があり藝術にも優れていた

武市を、皆は「武市先生」「あご先生」と呼んでいた。

しかし、竜馬だけは遠縁であり仲も良かったので、互いにあだ名「あご」「あざ」と

呼び合っていた。

【勤皇党】

勤皇党の母体となった剣術道場を嘉永年２年(１８４９年）に開き、

中岡慎太郎や岡田以蔵などが門下生におり、桂小五郎」・久坂玄瑞・

高杉晋作など尊王攘夷派と江戸の桃井道場で学んだ際に交流を持つ。

【お龍（りょう）】

おりょうは、寺田屋事件の後に、竜馬と結婚し、竜馬が負った傷の治療を

兼ねて「新婚旅行」に出かけている。

寺田屋事件の際に窓から奉行所の役人が見え、おりょうがお風呂から飛び出して

竜馬のいる部屋まで、危険を知らせに入ったという話は有名です。

御りょうと竜馬が夫婦として過ごしたのは、わずか１年と１０か月ほどでした。

【千葉さな子】

さな子は竜馬の婚約者で、結納までかわしながら、竜馬が暗殺されてしまったため

さな子が竜馬と結婚することはありませんでした。

【中岡慎太郎】

中岡は竜馬に協力を求め、長州藩・桂小五郎と薩摩藩・西郷隆盛の会合により、

同盟を結ばせるために、薩長の間を奔走し、薩長同盟を成功させた。

さらに、薩摩藩と土佐藩のために奔走し、薩摩の大久保利通・小松帯刀と土佐の

後藤象二郎・坂本龍馬とともに、薩土盟約を成功させた。

その後、中岡は、竜馬と近江屋で襲撃され瀕死の状態であったが、竜馬が暗殺された

時の詳細を谷千城たちに伝えた後亡くなっている。

【勝海舟】

勝海舟とは、越前藩・松平春嶽の紹介により竜馬は出会い、弟子入りをして

航海術を学ぶ。

勝は、身分の高さから自由な行動がとれないことが多く、竜馬が代わりに勝の

考える政治を実現するために、奔走したと言われています。

【西郷隆盛】

西郷は、海軍操練所が閉鎖した際に勝海舟から頼まれて、竜馬を薩摩藩邸に匿った

事により、交流が生まれた。薩摩の代表である西郷が、竜馬と中岡の説得を受け入れた

事が、薩長同盟の成功への第一歩となります。

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