monochrome:目に優しいモノクロ（白黒）ブラウザ

片手で操作するよう考えられたスタイリッシュなインターフェースと目に優しい（と思われる）低コントラストグレースケールのブラウザ。隠しコマンドでカラー表示も可能。

　コントラストが低いグレースケールの画像は目の負担が軽いという作者の体験から生まれたアプリです。

　長時間、近距離で見つめるものですからカラーが不要な時はこのmonochromeを使用することで目の疲れを抑えることができると考えています。

　目に優しいというのはあくまで個人の感想です。逆に目が疲れるという人もいると思います。目が疲れた時は他のソフトを使用してください。いやいや、目が疲れたらスマホを使うのをやめましょうよ。

　コントラストの低いグレースケール画面は離れたところから見ると何が写っているかわかりにくいというメリットがあります。後ろから覗き見されても何が写っているのかわかりにくいということです。

　例えば、あなたが肌色成分の多い画像のサイトを閲覧している時、比較的遠いところからでも画面の色や雰囲気から「あの紳士は哲学的なサイトを閲覧しているな。」とバレてしまいます。しかしグレースケールでしかもコントラストの低いmonochromeの画面は見えにくいので覗き見される危険度が低いと言えるでしょう。

かなり機能を絞ったミニマルなアプリです。

上部のアクションバーのメニューから設定を変更できます。

・キャッシュの削除

・URLで開く

・ページの再読込

・Java Scriptのオン・オフ切り替え

　カラー表示について。

　下記のコマンドを入力することで　モノクロ　→　反転モノクロ　→　カラー　→　モノクロ（繰り返し）　と切り替わります。

　コマンド：上上下下左右左右１２

　上下は上下それぞれの矢印のボタン、左は一番左のURL/TITLE切り替えボタン。右は「☆」、１、２は１、２ボタン。

　ボタンをクリックすると当然、画面が遷移したりしますが気にせずコマンドを入力してください。

　コントラストの変更について

　ボリュームボタンでコントラストを変更できます。コントラストの最大値、最小値を超えてボタンを押すとボリュームの変更になります。個人的にこのボタンを用いたインターフェースは気に入ってます。

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　このアプリが提供しているコントラストの低いモノクロモードはOSレベルで実装してほしいと思っています。

　私は写真を趣味にしていた頃にとても不思議に思っていた事がありました。外国の写真家の撮る写真はなぜにあそこまでコントラストがきついのだろうかと。もしかして外国人と日本人では実際に見えているコントラストが違うんじゃないかと。映画にしてもなんともくっきりとしてどぎつい色味だと思います。特にアメリカのCGアニメの色のコントラストはちょっと恐怖感すら感じるくらいです。外国人の方にはあれがとても優しい色に見えているとしたら。日本人とは根本的に色の見え方が違っているのだとしたら。

　現在作られているスマートフォンやPCの画面はおそらく欧米の方向けに調整されたものだと思います。しかし、この調整は日本人にとってはコントラストが高すぎると思うのです。バックライトを暗くすれば良いという問題ではないと思います。

　日本人には低いコントラストのモードが必要だと思います。

　OSの日本向けローカライズの際にはぜひ低いコントラストモードを実装してほしいと思います。

　OSで実装していただけば、こんなアプリは要らないのです。