NewMt4_programming01

シストレで知られるMT4はアップグレード、MACD等のインジケータを作るコンパイラは、以前のを含め3種類を統括しています。これらの違いをアプリでは紹介。

アップグレードしたMT4では、

C言語は知っているが、classは知らないと言う人でも、

プログラミングは可能です。

さらにC＋＋言語に準拠したプログラミング言語をサポートしており、

OOPプログラミングが身につきます。

MT4のプログラミングを学習することで、

ひとつランク上のプログラミング言語であるC＋＋、JAVAの習得も容易になります。

プログラムのコンパイルが簡単なので、OOPプログラミングの学習が容易です。

いきなり難しいIDE環境でC＋＋、JAVAのプログラムを勉強するのには、

時間的に無理がある人にはMT4が向いています。

シストレにはMT４の他ミラートレードなどがありますが、

自動売買プログラムで過去データによる検証ができることもあり、

リアル、デモのMT４を使用してすでに６年以上になります。

ブローカーとは全然関係なく、単なる相場で儲けようと考えている利用者に過ぎませんが、

デモ環境が充実しているので今でも安心して使用しています。

MT4が新しくなりましたので、今回思い切ってプログラミングに挑戦して見ました。

統一したコンパイラは、

１、古いMQL4コンパイラ

２、新しいMQL4コンパイラ

３、strictプロパティ付いた新しいMQL4コンパイラ

から成り立っています。

１の古いMT4ではC言語に準拠したプログラミングしか出来ませんでした。

しかし２のアップグレードMT4では、古いMT4のプログラミングと、

MT5のC＋＋言語に準拠したプログラミングの両方が出来るようになりました。

３のstrictプロパティは、新しい言語の変更が多くなったため、

最大互換性を提供するための事前アプローチとして導入されています。

アップグレードしたMT4では、

MT5のプログラミングが若干改良されています。

MQL5言語にあったMqlTradeRequestとMqlTradeResultが、

アップグレードMT4では無くなっています。

また注文する時のOrderSend()関数が、

MQL5ではbool OrderSend(MqlTradeRequest& request, MqlTradeResult& result );

でしたが、アップグレードMT4は古いMT4と同じ関数になりました。

int OrderSend(string symbol, int cmd,double volume,

double price,int slippage,double stoploss,

double takeprofit, string comment=NULL,int magic=0,

datetime expiration=0,color arrow_color=clrNONE );

その他にも変更した箇所があります。

古いMT4で使用されたinit(), deinit() and start()の他に、

OnInit(), OnDeinit(), OnStart(), OnCalculate() and OnTick() が使用できるようになりました。

そして新しいchar, short, long, uchar, ushort, uint, ulongの整数タイプと、

doubleのデータタイプが追加されています。